2014年02月17日

6740ジャパンディスプレイの初値予想

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まずここは今年最大級の案件になるのではないでしょうか?国内での募集金額は約2200億円です。海外での募集金額を合わせたら約4000億円に達します。あのアキュセラ・インクの5倍以上の公開規模です。さすが政府機関が出資していて海外にも子会社をたくさん持っているだけはあります。

さて、初値予想ですが東京IPOによると、

BPS(1株あたりの純資産)=292,556,000,000÷601,387,900.00≒486
EPS(1株あたりの純利益)=167.05

理論株価の計算方法

上記のページの@の理論に沿って計算してみます。

BPS+EPS×10=486+167×10=2156円

この計算式は株を買って10年で元を取ることを考えたものです。想定発行価格は1100円なので、割安ですね。
ただジャパンディスプレイは年度ごとに純損益がバラバラです。

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過去6年間のうち3年間は純利益が出ていません。ですからEPSは半減させて計算する方が正しいかもしれません。EPSを167÷2=83.5と考えて計算すると、

486+83.5×10=1271円

となります。今回は政府が出資する「国策企業」の上場で約半分は海外投資家に買わせて上場しますから、国の威信をかけて証券会社も少なくとも公募価格割れしないように買い支えすることは間違いないと思います。唯一の不安は過去の業績が安定しないということでしょう。大株主は事業会社ばかりですし、これだけの規模だと投機筋による株価操作も難しいでしょう。枚数も多いので手に入れることはきっと難しくはありません。皆さんも各自購入のご検討を。
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2014年02月16日

6092エンバイオ・ホールディングスの初値予想

エンバイオ・ホールディングスは土壌汚染対策のコンサルティングを行うアイ・エス・ソリューション株式会社、土壌汚染関連機器を販売するランドコンシェルジェ株式会社、土壌汚染地を買い取って浄化し再販するビーエフマネジメント株式会社の持ち株会社です。土壌洗浄というサービスが加わった不動産コンサルティング会社と考えてもよいのではないでしょうか?

初値予想ですが、まずエンバイオ・ホールディングスの吸収金額が約6.3億円で、これと同規模で同種の企業は2012年12月に上場した6072地盤ネットが挙げられます。

地盤ネットのIPO基本情報

上にリンクしたページを参照すると、初値PERは「想定価格720円から計算されるPERは約17.8倍」で初値が1412円であるので、17.8×(1412÷720)≒35倍です。

スクリーンショット 2014-02-16 09.31.06.png

過去2年間の1株あたりの純利益の平均は約25円です。なので初値は25×35=875円と予想できます。想定発行価格は550円なので割安といえます。
ただ気になるのはベンチャーキャピタルの保有比率が約40%であり、しかもロックアップ事項には以下のように書かれています。
スクリーンショット 2014-02-16 14.22.12.png
ベンチャーキャピタルは90日間のロックアップ期間がありますが、株価が売出価格の1.5倍以上であれば売却してもよいと書かれています。
売出価格が550円とすると、550×1.5=825円以上になったら自由に売却してもよいということになります。
ということは上場初日からIPO株で注目度が高いことを利用して売ってくる可能性があります。この点は注意しなければなりません。それでは。
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2014年02月11日

ダイキョーニシカワの初値予想

IPO株の初値予想の方法の一つとして同業者の初値PERを参考にする方法があります。
最近上場した中で同業者といえば、
4245ダイキアクシス 初値PER15.56倍
7215ファルテック 初値PER8.55倍
(注)東京IPOを参照

また既に上場している企業で同業者をあげれば、
7243シロキ工業 PER12.63倍
7256河西工業 PER12.34倍
7280ミツバ PER6.66倍

大体平均すると10倍です。ここでダイキョーニシカワのEPSを求めると、
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バラバラですが、連結だと安定した数値になっています。直近のEPSは168.65円なので10倍すると約1690円です。しかし、連結指標をみるとこの会社の成長には目を見張るものがあります。

スクリーンショット 2014-02-11 10.11.49.png

EPSについては1年で約10%の伸びです。この成長を加味して再び株価を計算してみます。

理論株価の計算方法

上記のページのAの理論に沿って計算してみます。ただしPERによる計算方法に成長率を加味して行う計算法なのでBPSは除外して計算します。

今期予想EPS+来期予想EPS+来期予想EPS×(売上成長率+売上成長率の2乗+売上成長率の3乗+売上成長率の4乗)

今期予想EPS=196.25×(4÷3)≒262 (最後の数値は第3四半期までのものなので1.33倍しなければなりません)
来期予想EPS=262×1.1≒288
売上成長率=1.1とすると、

262+288+288×(1.1+1.1^2+1.1^3+1.1^4)≒2020

最初の計算方法よりも高くなりました。後者は連結指標を使いましたから後者の方が高くなるのは当然でしょう。
結論として想定発行価格は妥当な株価であり、買っても儲かることはあっても損することはないでしょう。今後の成長を期待して長期保有も悪くありません。ただし投資は自己責任でお願いします。つい最近も某経済誌で勧められていたリソー教育の粉飾決算が発覚しましたからね。その雑誌を信じて購入した人はお気の毒としか言いようがありません。
posted by nikkouman at 11:08 | Comment(0) | IPO株初値予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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