
売上高は年々減少しているのに営業利益はなぜか年々上昇しています。電話で問い合わせたところ、利益率の低い事業から撤退し利益率の高い事業に転換したためらしいです。最新年度の利益の上昇率は6倍を超えています。
公開規模は違いますが、2012年に同じ半導体関連で6618大泉製作所が上場しました。
大泉製作所のIPO基本情報
大泉製作所の初値PERは8.0×(400÷350)≒9.14倍です。トレックス・セミコンダクターの初値PERも大体このくらいと予想します。
トレックス・セミコンダクターの今期EPSは502.26×1.33(第3四半期までのものなので1.33倍する)×2292100÷(2292100+新規発行分350000+野村証券を引受先とする第3者割当増資分105300+未行使の新株予約権の合計133500)≒531円です。
トレックス・セミコンダクターの初値PERを9.14とすると株価は531×9.14≒4853円です。想定発行価格5000円と同水準です。
2011年でも電気機器関連のSEMITECやダブル・スコープは公募価格割れしました。大泉製作所も大して上がらなかったので電機関連は人気がないようです。公募枚数は3500枚で決して多くはないですが、人気化するかどうかはちょっと分かりません。
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