
BPS(1株当たりの純資産額)をみると想定発行価格470円は割安です。EPS(1株当たりの純利益額)も80.41×1.33×(5182500÷7275500)≒76円(最新年度は第3四半期までなので1.33倍する)です。想定発行価格ベースでPERは470÷76≒6.2です。
しかし同業者で最近株式公開したIPO株で3177ありがとうサービスがあります。
ありがとうサービスのIPO基本情報
ホットマンと同じフランチャイジーです。初値PERは4.50はでしたが、公募価格は仮上限価格の下限である1170円で、初値は1302円でさほど伸びなかったのです。なのでPERが低いからといっても、この業種(小売業)は安心できません。しかもホットマンもありがとうサービスも地方でフランチャイジーとして店を運営している会社ですから、運営している店の名前は違えども業態は全くと言っていいほど同じです。ありがとうサービスの初値は他のブログ、ホームページの予想を下回りました。ホットマンの初値PERもさほど高くならないでしょう。
ただ、もしホットマンの初値が500円程度だったとしたら、その後は株価が伸びる可能性があります。

3177ありがとうサービスの新規上場時のチャート
このように1302円で寄ってから2400円まで高騰しました。ただこれはありがとうサービスが安く寄ったからで、もうちょっと高く寄っていたらこうはならなかったかもしれません。
現在ありがとうサービスのPERは8.49倍です。私の予想ではこのホットマンの初値PERも8倍くらいになるのではと思います。すると株価は76×8=608円です。買ってもこの業態では大きく伸びないかもしれませんが、損はしないでしょう。
タグ:ホットマン