さて、熱しやすく冷めやすいのは市場も同じです。いや、単純といった方が正しいのでしょう。
理研グリンは農薬の会社

株は連想ゲームです。株というのは需給で動いてますから、このことはいかに投資家が不勉強であるかを意味しています。理研グリーンはSTAP細胞を生み出した理化学研究所とは何の関係もありません。本命は理化学研究所発の創薬ベンチャーのカイオムバイオです。
また似た社名の株が買われるという現象はもちろん今回だけではありません。
twitter社に似た社名の株が買われる
これはアメリカの事例ですが、日本でもあります。最近の例だとオリンピックが東京に決まったとき建設株が買われましたが、特に東急建設が買われたことです。これは建設と東京の2つのキーワードから連想される株で最も外国人に分かりやすかったからだと思われます。ゴロが大切ということです。外国人は日本語なんて知りませんから。

とはいえ、本当は関係がないのですから熱が冷めればすぐに元に戻ります。どうか皆さんも嵌められませんように。上がる前だったら買ってもいいのでしょうけど、時すでに遅しです。いつ梯子を外されるか分かりません。それでは。